2022年 中目黒のお花見に学ぶ
【散る桜 残る桜も 散る桜 】
江戸時代の曹洞宗の僧侶で歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言 われている歌です。
「今どんなに美しく綺麗に咲いている桜でもいつかは必ず散る。 そのことを心得ておくこと」という意味です。
今の世の中は色々悩み事が多くあります。仕事、家庭、対人関係、 子育て、自分の将来、 健康やお金のこと等幸せな事より悩み事の方が多く重たくのし掛か っている毎日ではないでしょうか。
しかし、 物事にはすべて結果があり時間は止めることができません。 だからこそ、どう時間を過ごすのか、限られた「いのち」 の中でその結果に到るまでを如何に充実したものにし悔いの残らな いようにするのか、今生きている命を「如何に生きるか」 ということではないでしょうか。
自分自身が積み重ねてきた過去の経験、 苦しみや楽しみを現在に生かし、 未来につなげていくことができるのは、 自分一人の力ではありません。
いろいろな人に支えられているからこそ実現できるのです。 そのことに気付きそして感謝の気持ちを持って日々充実した生活を 過ごさせていただくことが私たちの使命なのかもしれませんね。
四季折々の楽しみが与えられているのも日本に生まれたという特権です。
そして自然が色々なことを教えてくれます。
自然と調和し、共に生きる!恵まれているからこそ、ですね…感謝を込めて。