季節の変わり目は自律神経バランスが乱れやすい
なんだか体が重だるい。
季節の変わり目は温度差や気圧などの変化により
自律神経バランスが乱れやすく体調にも影響してきます。
これらの時期によく見られる症状の一つとして頭がキリキリする、頭が重く感じるなど頭痛や
肌荒れも起こりやすく、ニキビやかゆみが生じることがあります。
この他、肩こり、不眠、倦怠感、目の疲労などがみられることがあります。
さらにひどくなると、内耳のリンパが増えて水ぶくれの状態になるめまいや
胃痛や胃の不快感、腸の不調によって下痢と便秘を繰り返す「過敏性腸症候群」のほか、口の渇きや味覚障害、嘔吐、過食や拒食などがみられることもあります。
体だけでなく、心にも不調が現れることもあります。情緒不安定になり、気分が落ち込む方もいるようです。
その原因は自律神経の乱れかも
季節の変わり目の体調不良の原因として、寒暖差やストレスなどによって自律神経のバランスが崩れることで生じる自律神経の乱れが挙げられます。
自律神経には、昼間や活動時に作用する「交感神経」と夜間やリラックスしているときに働く「副交感神経」の2種類があります。これらがうまくバランスを取って作用することで、体温や発汗の調整、呼吸、循環、代謝などがスムーズに行われています。
しかし、寒暖差が大きくなると、体温や発汗をひんぱんに調整しなければならなくなるため、2つの神経のバランスが崩れてしまいます。
また、季節の移り変わる時期は寒暖差が大きいだけでなく、環境が大きく変わることもあります。
コロナにより気を張っていたり、、、慣れないマスク生活、生活にも変化が起こりやすい時期です。こうしたことによるストレスや生活リズムの変化も、自律神経の乱れや体調を崩すことの要因になっていると考えられています。
対策のカギは、副交感神経を優位にすること
食事・睡眠・リラックス
季節の変わり目を健康で過ごすには、自律神経のバランスを崩さないように心掛けることが大切です。そのためには、できるだけ決まった時間に寝起きして食事もきちんと取るなど、規則正しい生活を送るようにしましょう。
自律神経のバランスを整える食べ物を積極的に食べるのも効果的です。例えば、旬の食材はその季節に起こる体調を整える作用があります。
また、ビタミンB群には、神経の働きを正常に保つ役割があります。ストレスをためこんだ状態が続くと消費されやすく、不足すると自律神経のバランスが崩れやすくなります。カツオやウナギなどにも含まれるので、日頃からしっかり取り入れましょう。
昆布やワカメ、ヒジキなどに含まれるマグネシウムと一緒に摂取するようにすると、ビタミンB群の働きを助けるのでより効果的です。
この他、干ししいたけ、キウイフルーツなどに含まれるマンガンは神経過敏を和らげ、牛乳やニボシなどに含まれるカルシウムは、イライラした気持ちや興奮を抑えて眠りにつきやすくする働きがあります。
また、やルイボスティーなどは自律神経のバランスを調整してリラックスでき、皮膚病にも妊婦さんにも安心して飲めるのぜひ活用してみて下さい。
ゆっくり長くできる運動をする
自律神経の乱れに効くのが、手首にある「内関」のツボです。内関はもともと、乗り物酔いや自律神経の乱れに効くツボ。ふらつきやめまいなどの症状が現れそうなときに刺激すると、症状が収まります。
両手首の内側にあるしわの真ん中から、ひじ方向に指3本分下がったあたりに、響くような感覚があれば、そこが内関です。左右の腕にありますが、特に痛さやだるさの感じるほうを主に刺激します。ツボは押しっぱなしだと、体が刺激に慣れてしまうので、深呼吸しながらこまめに押すようにしてください。
自然治癒力を引き出していつまでも健康で美しくを応援します。
目黒区美容鍼灸/柿の木坂Shemoa▶HP